皆さんのデリケートゾーンのお悩みは、年々変化していませんか?
デリケートゾーンのムレやかゆみ、妊娠・出産の状況変化は周りの人には相談しにくいから自分で何とかしたい…
ケアをしていきたいけど、ネットの情報だけでは正しくケアできるか不安…
と、心配なことも多いのではないでしょうか。
この記事では、女性のライフサイクルに伴うデリケートゾーンのお悩みと、その解決策をご紹介します。
自分の悩みにあうデリケートゾーンケアを、正しくおこなっていきましょう。
女性のライフサイクルとデリケートゾーンの関係
女性のライフサイクルに欠かせないものは「女性ホルモン」です。
ライフサイクルと女性ホルモンはどのくらい関係しているのか、デリケートゾーンとの関係や私たちを悩ませる理由について解説していきます。
女性のライフサイクルの変化には女性ホルモンの変化が大きく関わっている
女性ホルモンの変化により、大きく3つにライフサイクルを分けることができます。
- <思春期>
この時期は、女性ホルモンの分泌が始まり女性らしい体つきに変化したり、月経が始まったりと第二次性徴が起こります。ホルモン分泌の機能が未熟であるため、月経周期が安定しないことも。 - <成熟期>
この時期は、妊娠・出産を経験する女性が多いです。ホルモン分泌の機能は成熟していますが、妊娠によって通常とホルモン分泌が変わり、体調の変化が起こります。短期間での変化により心身ともに不調が起こりやすい時期といえるでしょう。 - <更年期>
この時期は、女性ホルモンの減少とともに卵巣の活動性が徐々に低下し、最終的に閉経を迎えます。また、ホルモンの分泌がなくなってしまうことで、動脈硬化や骨粗しょう症などの病気や不調が出やすくなります。
女性ホルモンとデリケートゾーンの悩みは関係する?
デリケートゾーンは、皮膚と粘膜の間、角質が薄く肌トラブルが起こりやすい部位です。
ホルモンが揺らぎやすい月経の時期には、デリケートゾーンは高温多湿な状態になります。そんななか、生理用ナプキンの表面とデリケートゾーンがこすれることでかゆみがおこったり、肌に合わない素材だった場合には、かぶれを起こしたりすることも。
月経がない時期でも、ストレスを抱えたり、体調を崩してしまうときには女性ホルモンのバランスが乱れ、デリケートゾーンにかゆみが出てしまうこともあります。
妊娠・出産の時期は、女性ホルモンのバランスが他の時期とは違い短期間で大きく変化するため、女性特有の症状が出現しやすく、デリケートゾーンのお悩みが多い時期かもしれません。
女性ホルモンが減少してくる時期には、かゆみや出血、尿漏れに悩まされる人も少なくありません。
デリケートゾーンのお悩みとその解決策
デリケートゾーンのお悩みは、ムレ、かゆみ、ニオイなど様々です。基本的な解決策は、デリケートゾーンの「洗浄・保湿」をすることですが、それぞれの時期別の解決策もお伝えします。
思春期のお悩みとその解決策
女性ホルモンの分泌が始まり、初潮をむかえるこの時期は、デリケートゾーンに汚れがたまりやすく、ムレやかゆみ、においが気になることが増えてきます。
そういったお悩みの解決策としては、
- 適切に洗浄する
- ナプキンをこまめに変える
- 通気性の良い下着を身に着ける
が挙げられます。デリケートゾーンのお悩みがでた場合、「自分だけかもしれない…」「デリケートゾーンの話をすることが恥ずかしい…」と相談しにくい内容かもしれませんが、信頼できる人に相談することで、安心感から症状が落ち着くこともあるかもしれません。
成熟期のお悩みとその解決策
ストレスを抱え体調を崩すと、デリケートゾーンにかゆみが出る、「外陰部カンジダ症」などの病気を発症することがあります。外陰部カンジダ症は、免疫力が低下したときに発症しやすい病気です。
また、妊娠・出産をむかえる時期には、身体の準備としておりものの量が増えます。そのため常にデリケートゾーンは多湿状態になり、かゆみが出やすくなるので注意が必要です。
上記のようなお悩みの解決策としては、
- 洗浄・保湿
- 清潔を保つ
- タイトなパンツで締め付けない
などの対応をこころがけましょう。それでも改善されない場合には、早めに婦人科を受診することをおすすめします。
更年期のお悩みとその解決策
更年期には女性ホルモンの分泌が減り始めることで、デリケートゾーンの乾燥を感じやすくなります。それによりかゆみが出現したり、加齢によって骨盤底筋の筋力が衰えて尿漏れを自覚するなどのお悩みが出てきます。
乾燥はさまざまな肌トラブルを引き起こしやすくなるため、
- 洗浄・保湿
が重要です。特に「保湿」が重要になる時期なので、保湿力の高いデリケートゾーンケア用品を選びましょう。
デリケートゾーンケア用品がおすすめな理由
デリケートゾーンの皮膚はとても繊細であり、膣内はバリア機能を保つため酸性寄りに保たれています。そのため、うでや足などのボディと同じように「洗浄・保湿」をすると、逆にデリケートゾーンの肌荒れや乾燥を引き起こす場合があります。また、洗いすぎもおすすめできません。
しかし、デリケートゾーンは複雑な形をしているため、汗や皮脂(恥垢と呼ばれるもの)が溜まりやすく、お湯で流すだけではよごれを洗い流せないこともあります。
では、そういったデリケートゾーンをケアする用品には、どのような成分や特徴が必要なのでしょうか。
特別なケア用品の必要性
外からの雑菌の侵入を防ぐために、デリケートゾーンのpHはおよそ3.8~4.5の弱酸性に保たれています。一方で、一般的な石鹸やボディソープはpH9.0〜11.0の弱アルカリ性のため、デリケートゾーンに一般的なボディソープを使用するとpHバランスを崩してしまい、お肌が敏感な方であれば、デリケートゾーンの肌荒れや乾燥を引き起こしてしまうことがあります。
pHにも、配合している成分にもこだわったデリケートゾーン専用ソープを使うことで、安心・安全に、清潔にケアできます。
また、洗浄後に保湿してデリケートゾーンの乾燥を防ぐことで、肌トラブルを起こしにくくなります。
デリホワイトでも、原料や安全性に配慮した商品開発を行っていますので、気になる商品があればぜひチェックしてみてくださいね。
さいごに
今回は、女性のライフサイクルに伴うデリケートゾーンのお悩みと、その解決策についてお伝えしました。デリケートゾーンのお悩みは女性ホルモンの分泌による影響を受けるため、多くの女性がお悩みなのではないでしょうか。
基本のケアである「清潔を保つ」・「洗浄」・「保湿」を心掛けて、ストレスのない生活を送りましょう。