デリケートゾーンのケア、きちんとできていますか?
デリケートゾーンはとても繊細かつ重要な場所です。顔のケア、ハンドケアは入念にしていても、デリケートゾーンのケアをしている方はまだそれほど多くないのが実情ではないでしょうか。
海外ではデリケートゾーンのお手入れは習慣化されている国も多くありますが、日本ではまだそれほど当たり前にはなっていない印象です。
デリケートゾーンはどんな場所?
デリケートゾーンはその名の通り、とてもデリケート(繊細)なお肌をしています。特に膣の周りには角質層がなく、他の皮膚よりも薄く、経皮吸収率もずっと高くなっています。その為塗ったものなどは直接吸収してしまいます。
体の中でも繊細な皮膚
デリケートゾーンはとても繊細です。さらに生理用ナプキンやおりものシートなどで包まれる事が多く、ムレ・摩擦などの刺激を受けやすい環境下にあります。
他のパーツとpH値が異なる
デリケートゾーンの膣のPh値は他の部位と異なります。顔や身体のPhよりも弱酸性のPh値に保たれ、このPh値が崩れると本来持っている膣の自浄作用に影響が生じてしまいます。
デリケートゾーンを快適に保つには?
まずは常に清潔を保つことが重要です。
基本的に、ボディタオルではなく、手を使って洗うことを推奨します。
Ph調整がされた専用ソープでケアを。
デリケートゾーンは上記に記載したように、とても繊細。他の部位とPh値が異なる他、バリア機能をもつ角質層がありません。
その為、一般的なボディソープや石鹸では刺激が強すぎます。Ph調整をしたやさしいデリケートゾーン用ソープを使うことをお勧めします。
しっかりと保湿する事
顔に化粧品や乳液を塗るのと同じように、1日1~2回程度、クリームなどで膣周りの保湿ケアを。黒ずみが気になる場合は、メラニンの生成を押さえたり排出を促進する有効成分入りの保湿力のあるクリームがいいでしょう。