ハッピーサイクルを知って感情に振り回されない日々を過ごそう

女性は1ヶ月のうちに4回も感情の移り変わりがやってくることを知っていますか?

とってもポジティブで明るい時期があるかと思えば、気分が沈んで意味もなく涙がでてしまう時期もある…。本当に驚くほど性格が変わってしまうことがあります。

実は「女性ホルモンの影響」が、性格が変わるほどの感情の変化を引き起こすことがわかっています。

これらの女性ホルモンの変化を「ハッピーサイクル」と呼び、女性のバイオリズムをわかりやすく提唱しています。

自身の気分の波に振り回される人も少なくないのではないでしょうか?

この「ハッピーサイクル」をよく知り、ご自身の体の声により耳を傾け理解することは、感情コントロールとうまく付き合っていくことに繋がるでしょう。

4つのハッピーサイクルとは?

4つのハッピーサイクルには「リセット期」「キラキラ期」「ニュートラル期」「アンバランス期」があります。

感情のコントロールとうまく付き合うには、気持ちと体の変化について知り、自分なりのより良い過ごし方を探すことが必要です。

自分の現時点の状況を知るためにも、4つの時期の特徴を詳しく見てみましょう。

気分が落ち込む「リセット期」

リセット期とは、生理初日~7日目を指します。この時期は気分が落ち込みやすく、身体も疲れやすい状態です。加えて、身体のむくみや肌荒れなどが出やすいのも特徴のひとつです。

身体の状態がマイナスな状況になりやすいため、メンタル面でも悪い方に捉えがちになったり、いつもより内向的になったりと少しマイナス面が出やすくなってしまいます。気分を安定させる役割をもつ「プロゲステロン」が減るため、このように不安定な状態に陥りやすいのです。そのため、この時期は無理な外出や予定は避けて、自宅でゆっくりと過ごすことをおすすめします。

肌にツヤが出る「キラキラ期」

キラキラ期とは、生理7日目以降から排卵前(生理14日目頃)の時期を指しています。この時期は、生理が終わり身体の調子が戻ってきて、心も調子が良くなりやすい状態です。生理が終わった時から徐々に「エストロゲン」の分泌が増加して、肌にツヤが出て、調子が上向いてくることが特徴です。外向的になりやすく、活動的で何事も積極的になりやすいため、大事な物事に関してはいつも以上に見極めが必要です。

センチメンタルになる「ニュートラル期」

ニュートラル期とは、生理14日目頃の排卵期から生理1週間前頃を指しています。この時期は、比較的落ち着いた気分になりやすい状態です。鎮静作用のある「プロゲステロン」と幸せホルモンと呼ばれる「オキシトシン」の分泌が増加してくるため、安心感が増しリラックスできるのが特徴です。前のキラキラ期と比べると落ち着きが出るため、少し寂しくなったり落ち込みを感じたりする人もいるようです。気分が落ち着くことで、心身共に癒しを感じられるため、趣味などをゆっくりと楽しむのをおすすめします。

イライラする「アンバランス期」

アンバランス期は、生理1週間前から生理開始日までの時期を指しています。この時期は、PMSが原因で無性にイライラしやすい状態です。「テストステロン」「プロゲステロン」など複数のホルモンのバランスの乱れから攻撃的になるのも、特徴の一つです。目に見えない身体の体調不良はないものの、なんとなく調子が出ない、なんとなく体調が悪いというようなストレスを抱えてしまいがちです。そのストレスによって、感情のコントロールも上手くいかず周囲に八つ当たりをしてしまうこともあるため、定期的にストレス発散を行うことが重要です。

ハッピーサイクルは何で決まる?

先に述べたように、女性の1ヵ月で4つの感情が変わるバイオリズム変化を「ハッピーサイクル」と呼び、提唱しています。

では、心と体に変化をもたらすハッピーサイクルは、何によって変わっているのでしょうか?

これは、女性ホルモンである「エストロゲン」、「プロゲステロン」、「オキシトシン」、そして「テストステロン」の4つの分泌量の変化によって、月経前のイライラや、月経後の明るく元気な時期などの感情の変化が生じています。

引用:福岡産婦人科情報館

上記のグラフを見ると、女性の1ヶ月間のホルモン分泌量はホルモンの種類によって違いがあり、増減していることがわかります。

ハッピーサイクルは誰にでもあるものですが、より快適に過ごすためにはどうしたら良いかを知っていきましょう。

ハッピーサイクルを快適に過ごすために必要なものは?

紹介した4つの時期をそれぞれ快適に過ごす方法を紹介します。

  • 適度な運動
  • 十分な睡眠
  • 朝日を浴びる

これらを実践することで、ホルモンバランスの改善や感情のコントロール効果が期待できます。それでは、3つのことを詳しく説明します。

適度な運動

適度な運動をすることで身体の血流も良くなり、生理中であれば経血の排出の手助けや、冷えを解消して痛みを軽減できる可能性があります。

ストレス発散にも効果的なので、リフレッシュもかねて軽くストレッチなどをするとよいでしょう。

十分な睡眠

十分な睡眠は生活リズムを整えることに繋がります。生活リズムが良い方に整うと、ホルモンバランスが整いやすくなります。

また、疲労の回復につながるため、心と身体を休ませるために必要なことです。

朝日を浴びること

朝日を浴びると体内時計をリセットすることができるため、生活リズムを整えることにつながります。また、体内で生成されるメラトニンやセロトニンにも関わっているため、起床してから60分以内に、2~10分間ほど日光を浴びると良いとされています。

まとめ

「ハッピーサイクル」と呼ばれる4つの時期「リセット期」「キラキラ期」「ニュートラル期」「アンバランス期」での感情・体調の変化と、快適に過ごすための方法をお伝えしました。

女性と月経の関係は切っても切れないもので、ご自身の体調不良や感情のコントロールは時期によっては難しいかもしれません。

しかし、自分の心と体がどのような状態にある時期なのかを把握するだけで、考え方も変わってくるのではないでしょうか。

1ヵ月という短期間の中で大きく変化する心と体を労り、整えながらご自身のハッピーサイクルの特徴を受け入れて、うまく付き合っていきましょう。

目次